ボーイスカウト所沢第一団

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被災地支援活動「戸花山ところざわ広場」

被災地支援活動「戸花山ところざわ広場」

更新日 2015.5.9

桜やつつじが咲き乱れ、10万人が訪れるところざわ広場をつくろう!

平成25年5月3日から5日にかけ、所沢市スカウト協議会に所属するボーイスカウト所沢第一団と第五団、所沢針灸師会有志合同で、四年目となる被災地支援キャンプに行きました。

各隊スカウト、リーダー合わせ20名の参加です

全日程晴天に恵まれ、私たちの活動を応援してくれているようでした。

初日、5月に常磐道が全面開通し初めての利用。途中福島の原発を目の当たりにしながら順調に目的地の宮城県山元町に到着しました。

まずは、慰霊碑に献花を行いました。

今回、活動支援していただいている方の案内により、中浜小学校の視察をさせていただき、学校3階まで津波に襲われたにも関わらず、当時の教職員のとっさの判断屋根裏に上がり、全員が無事だったと伺いました。

当時の様子はまだ保存されており、話をききながら、壮絶な被災の様子を目の当たりにしました。

今回の拠点は地域「合戦原学堂」です。

参加者は、到着後作業着に着替え戸花山ところざわ広場に出発です

前回の整備から半年経ち、劣化が目立つ看板を付け替えたり、階段の新設、うさぎにかじられてしまった桜の木周辺整備を終日行いました

頑張った後は、隣町亘理町「鳥の海」温泉へ!

この温泉も亘理町荒浜地区被災地に残り、修繕をへて再開した施設です。周辺の荒浜地域の広野に津波被害を感じました。

夕食の後、被災地の様子を地元の方にお伺いすることがでしました

壮絶な様子に、全員言葉を失いましたが、最後感想で前向きに生きる、人と人のつながりの大切さを感じることが出来る非常に有意義な時間でした

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平成27年5月4日:支援キャンプ2日目。

今日は戸花山到着後、ところざわ広場隣にあるにハワイ広場を視察。

途中、復興工事中の常磐線トンネルや、長野県須坂市から支援で送られた珍しいソノサトキザクラを観察しました。

ところざわ広場整備では、昨日に引き続き木道を整備、階段や手すりを作成しました。

スカウト、リーダーも熱が入り休憩もそこそこに必死に作業。

最後の大仕事として、ところざわ広場から常磐線が見晴らし出来るよう大木を何本も切り倒し壮大な広野が開けました。

最後にところざわ広場の桜やつつじが常磐線から見渡される名所になるといいね、と夢が広がる前向きな活動ができました

活動終了後は昨日同様汗を温泉『鳥の海』で流し、夕食では戸花山に生息していたワラビやフキをいただきました。

夕食後反省会には、支援者と一緒に戸花山を10万人訪れる桜とつつじ、紅葉の里にしたい前向きな目標にスカウトもリーダーも心が一つになり、引き続きの支援をしていきたい、と話し合いました。

一団と五団のスカウト達は就寝前、仲良くトランプを楽しみました。

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平成27年5月4日:最終日。

お世話になった合戦原学堂にお別れをし、山元町文化財視察を行いました。

初めに、磯崎山公園へ。赤痢菌を発見した志賀潔の別荘、黒船襲来時の様子を伺いました。

続いて社台レースホースファームを視察、最後に蓑首城(みのくびじよう)大手門に行きました。

仙台に近い山元町ということもあり、伊達政宗由来の施設です。

町内文化財を視察した後は、支援活動の一環としていちご狩りへ!

山元町のいちご狩りは6月中旬までできるそうで、ゴールデンウイーク中のハウスは大行列です。

大きくて、あまいイチゴにスカウトもリーダーも大満足。。

無事怪我や事故もなく全ての日程を順調に終了し、

4月に実施した被災地支援募金も直接山元町支援者へお渡しすることができました。

帰路も常磐道経由で無事所沢到着です。

スカウト達にとって、4年前の東日本大震災は既に遠い記憶で実感が湧かないのが現状です。

今回の支援活動は、「ところざわ広場を桜とつつじで埋めよう、10万人が訪れる広場にしよう!」

と非常に前向きで、継続を誓った活動内容でした。

ご支援頂いた宮城県山元町の皆様、宮城県鍼級師会、他多数の方々に深く御礼申し上げます。

                                                            以上

 

 

 

平成26年11/23~24 宮城県山元町戸花山桜の剪定作業や被災地視察を実施しました。

所沢市鍼灸師会と所沢市スカウト協議会との合同で、「東北支援キャンプ」に行きました。

2011年の東日本大震災の後から、当団体で続けている活動です。

今回はボーイ隊から4名の中学生スカウトが参加。
朝1時にスカウト会館に集合し車で移動、朝7時頃には、宮城県山元町の「戸花山」に着きました。
さっそく一昨年植えた桜の苗木の下草刈りにかかりました。桜の他、ヤマツツジ等残したい樹木との選別に苦労しましたが、天候にも恵まれ作業ははかどりました。花の咲く日が待ち遠しいです。

お昼には、会のお母様方から「芋煮」と「おにぎり」をご馳走になり、心も体もほっこりとなり、作業疲れも吹き飛びました。ありがとうございました。

終了後は、宿泊地の松島市手樽にある「東洋医療ボランティア基地」に移動。スタッフの方々と交流し、これからのボランティア活動の在り方について代表の先生からご教示もいただきました。
こちらでも温かく対応いただき、地元の新鮮な食材で美味しいBBQをご馳走になりました。ありがとうございました。

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「東北支援キャンプ」の二日目、朝「東洋医療ボランティア基地」でセレモニーをし、福島県南相馬市に向けて出発。

今回は、福島県の現状を見聞きして考えようとコーディネーターの方にご協力いただきました。

まず、南相馬地区で様々な地域活動をされている「NPO法人はらまちクラブ」の代表の方から貴重なお話しをうかがいました。

スポーツ少年団」等の活動が充実し起動に乗りかけた時の突然の震災被害、その後の懸命の活動、また今の取組についてスカウトにも分かりやすくご説明いただきました。

「同じ震災被害でも、福島県と他県とは違うのよ。」とのお言葉が心に残りました。

その後、鹿島生涯学習センターへ移動。「放射能を考えるシンポジウム」が開催されており、その中の東京大学の先生の講演「南相馬市放射能と向き合って」を聴講。かなり難しい内容でしたが、市民の方々の感心の高さはスカウトにも感じることができました。

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所沢市スカウト協議会の被災地支援活動について

 ボーイスカウト所沢第一団が所属する「所沢市スカウト協議会」は、「さくらプロジェクト3.11」に当初から参加し、戸花山に「ところざわ広場」を作成。毎年5月と11月に広場の管理と、被災地支援活動に協議会全体の団有志が集まり参加しています。

(「所沢市スカウト協議会」は、ガールカウト6団、36団、ボーイスカウト1団、5団の4団にて構成されています。)

 

「所沢ひろば」の運営のほか、震災直後から直接被災地へ生活物資を届けたり(入学式前の学童のみなさんへ、傘100本や学用品を直接リーダーがお届けしました)年数回の募金活動では継続的に「被災地支援募金」を実施。これからも被災地支援として何ができるか、を考えながら継続的に続けていく予定です。

 

「さくらプロジェクト3.11」について

 東日本大震災被災地へ、桜の木を植樹するプロジェクトが発。 『さくらプロジェクト3.11』です。この度の東日本大震災において各地で津波、火災により多くの桜の木も被害を受けました。日本の象徴でもある桜の木を被災地に再生すべく、被災地外から現地への支援を行っていきます。理郡山元町の植樹エリアは、仙台平野と太平洋を眼下に見下ろせる小高い山(戸花山)になります。この地はもともと地元の雄志の方々がサクラの植樹を始めていた地域で、すでに数百本のサクラが植樹されています。更にサクラを植えて、山全体をサクラの山にしようとしています。

さくらプロジェクト3.11 | 一般社団法人 さくらプロジェクト3.11 より

ブログ

http://sakura-p.blogspot.jp/2012_03_25_archive.html

 支援活動拠点「宮城 鍼灸ボランティア 派遣基地」について

私たち所沢市スカウト協議会がスカウト・リーダー全員の宿泊拠点、活動のコーディネイトまでしていただいている場所が宮城県松山市に「災害支援プロジェクトチーム 東洋医療ボランティア派遣基地局」です。針灸師先生のご自宅を全面的に基地局として日本中のボランティアに開放。針灸支援を中心に多くのボランティアを受け入れていただいています。

 リーダーのつながりから私たちはずっとお世話になっていますが、先生方の暖かいおもてなし、(毎回暖かい食事、海の幸・山の幸につかれた体と心がスカウト・リーダーとも癒されます。多謝。)被災者に寄り添ったボランティア精神の伝授。そして今、本当に必要なボランティア活動のコーディネイトまでしていただき感謝の限りです。

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活動の様子は

宮城 鍼灸ボランティア 派遣基地」

http://twitter.com/#!/saigaisien

 のホームページをご覧ください。

(ブログには所沢から参加したの私たちの様子が掲載されています)

 今後とも、定期的に「所沢ひろば」へ直接出向いて訪問、管理、そして被災地支援を行っていきます。

その様子はブログやこのHPにてご報告いたしますのでご支援をよろしくお願いいたします。

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2012年11月12日活動報告のブログより 

2011年の大震災以降、「所沢第1団」単独なり、所沢市のガールスカウト・ボーイスカウト合同の「所沢スカウト協議会」としてなり、微力ながら被災地への支援を行っております。今年も、スカウトとして可能な支援は何かを考え、活動を続けたいと思います。

 昨年は、宮城県山元町ともご縁ができ、津波被災地区の丘山を桜の名所にしたいとのお話を伺いました。そこで所沢駅前等の街頭募金で市民の皆様のお気持ちをいただき、桜の苗木を購入し、スカウトの手で植樹をしてまいりました。おかげさまで、地域の方々にたいへん喜んでいただけました。
 下記に、当団代表からの御礼のご挨拶を掲載いたします。募金にご協力いただきました皆様、また関係者の皆様ありがとうございました。
 なお、当ブログへの掲載が今に遅れましたこと、お詫び申し上げます。
 
<募 金 の 御 礼>

宮城県亘理郡山元町戸花山の桜の苗木植樹に対する募金を頂き、誠にありがとうございました。
多くの皆さまよりご協力頂いた募金により、30 本の桜の苗本を持参、
11月3、4日の2日間で「ところざわ広場」を開拓し、無事植樹を終えることが出来ました。
心より皆様のご協力に感謝申し上げます。
今後も植樹した桜の木を、出来る限り滞りなく継続して管理して行きたいと考えております。
皆さまも是非一度、機会があれば訪れてみてください。とても良い所です。
被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。

       2012年11月13日
       ボーイスカウト所沢第1団  名誉団委員長 

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